【NEW環境展14】法人向け電動三輪車を来年に量産化へ…E・ミニモ

自動車 ビジネス 国内マーケット
E・ミニモが開発した電動三輪車「バトラ03L」
E・ミニモが開発した電動三輪車「バトラ03L」 全 4 枚 拡大写真

電動スクーターの開発を手がけるE・ミニモ(本社・神奈川県藤沢市)は、「2014NEW環境展」に電動3輪スクーター「バトラ03L」を出展。来年中に量産化し、法人向けに本格的な販売を開始するという。

このスクーターの特徴は2つの国産小型SR(スイッチト・リラクタンス)ホイールモーターを採用していることで、これによって50kgの荷物を積んでも、急勾配の坂を難なく登っていける。しかも、後輪はスウィングするので、通常のオートバイのように、体を傾けながら、コーナーをスムーズに曲がることができる。

バッテリーはリチウムイオン電池を使用し、1回のフル充電で「時速30kmなら100km、時速45kmで80kmの走行が可能です。4年後でも50km走ることができます」と説明員は太鼓判を押す。

また、タブレット端末を装着でき、いつでもどこでも通信が可能になる。これによって、運営者はスクーターの場所がわかり、さまざまな指示を出すことができる。まさしくデリバリーにはうってつけのスクーターと言える。

生産はアディバの台湾工場で行う予定で、「日本以外の国にも販売していきたい」と説明員。すでにスイス、イタリア、ドイツなど欧州諸国から引き合いもあるそうだ。価格は88万円だ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る