絶滅危惧オランウータン、生息域拡大 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

絶滅が危惧されているオランウータンが、サラワク州のバタン・アイ国立公園及びランジャク・エンティマウ野生動物保護区とその周辺で生息域が拡大傾向にあるようだ。

野生動物保護学会(WCS)など複数の非政府組織(NGO)の調査によると、保護区に指定されていないウル・スンガイ・メニャンとその周辺に200頭以上が生息しているとみられ、州政府が新たな国立公園指定をめざしている。オランウータン生息域は北西部にさらに拡大される見通しだという。ここはインドネシア領に接しており、道路が通っておらず開発が進んでいない。

隣接するバタン・アイ国立公園では、保護区周辺でオランウータン120頭が発見されたため西側に拡大された。ランジャク・エンティマウ野生動物保護区では65頭がみつかったため、昨年5月に2地区が新たに保護区に組み入れられたという。

(ザ・スター、6月1日)

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  6. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  7. 「着物グリルすこ」日産『セレナ』の新デザインがSNSで話題沸騰「ミニバン業界が熱い」
  8. ベントレーのコンパクト電気SUV、ついにカイエン風インテリアが判明!
  9. 日産『アリア』に改良新型、フロント刷新しGoogleやV2L機能を新採用…667万5900円から
  10. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る