スズキの新型船外機、プロペラ正/逆回転を統合した新技術搭載

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スズキ、新型船外機「DF200A/DF200AP」
スズキ、新型船外機「DF200A/DF200AP」 全 1 枚 拡大写真

スズキの米国子会社、スズキモーターオブアメリカは、新型船外機「DF200A/DF200AP」を発表した。スポーツフィッシング艇や、高速クルーザーなどのマリンレジャーから業務用まで、幅広い用途に向けたもので、軽量・低燃費を特徴とする。

「DF200A/DF200AP」は、「DF175」で採用している総排気量2867cc直列4気筒エンジンをベースに、吸気システムを見直すとともに、高圧縮比化により最高出力200PSを実現した4ストロークの新型船外機。

直列4気筒エンジンの採用で軽量化するとともに、リーンバーン(希薄燃焼)システムの採用で低燃費となっている。

「DF200AP」には、世界初となる、プロペラの正/逆回転を統合した技術「スズキ・セレクティブ・ローテーション」を採用し、操作系を従来の機械式ケーブルから電子制御方式に変更した。反応の良いスロットル制御、なめらかなギヤ操作を実現したとしている。

現行のV型6気筒エンジンの「DF200」に加え、新たに直列4気筒エンジンの「DF200A/DF200AP」を追加することで、最高出力200PSの船外機のラインアップを充実し、多様なタイプのユーザーニーズに対応する。

スズキは、「DF200A」を2014年10月、「DF200AP」を2015年2月から豊川工場で生産し、欧米を中心とする全世界に順次投入していく計画。

《レスポンス編集部》

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