スカイチーム、2014年の加盟航空会社間乗り継ぎ乗客は2600万人以上を予想

航空 企業動向
スカイチーム(加盟航空会社)
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航空アライアンスのスカイチームは、2014年に複数の加盟航空会社の便を乗り継ぐ乗客が約2600万人以上、スカイチームのハブ空港での乗り継ぎが650万回と予想する。

コードシェア便や加盟航空会社間の二者間協定を増やし、世界中の乗客のために就航都市と旅行の選択肢の充実を図るための取り組みの成果で実現するとしており、2014年に加盟航空会社間を乗り継ぐ乗客が前年比18%増加する見通し。

スカイチームでは、乗り継ぎの利便性や空港サービスの改善により、アライアンス全体でカスタマーサービスを向上する。具体的には、乗客の乗り継ぎ、受託手荷物の積み替え手続きを効率化し、スムーズにするため「スカイトランスファー」プロジェクトを推進する。

現在、アトランタ、ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ、メキシコシティ空港、アムステルダム・スキポール、パリ・シャルル・ド・ゴール、ソウル・仁川、マドリード、広州、北京、上海の11のハブ空港で、進めている。

これらの主要ハブ空港のほとんどには、プロジェクトの一環としてコネクションコントロールユニットと乗り継ぎサービスセンターを設置した。今年前半には、すべての加盟航空会社でサービスリカバリー(乗り継ぎやサービスにトラブルが発生した場合の対応)基準を統一する。

また、加盟航空会社が共通の基準に基づいて提供するスカイプライオリティサービスを充実する。同サービスは現在、850以上の空港に導入されているが、今年は出入国審査と保安検査の優先レーン、専用コールセンター、スカイプライオリティ手荷物デスクの設置など、サービスを充実させる予定。

空港施設の共有によって、乗客へのサービス向上を図るスカイポート・プロジェクトも推進する。ドバイ国際空港に乗り入れる航空会社15社の乗客を対象としたスカイチーム専用ラウンジを2015年に開設するほか、2014年末にはシドニーにもスカイチーム専用ラウンジを開設する予定。

《レスポンス編集部》

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