英国のスーパーカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは6月4日、2013年通期(1-12月)の決算を開示した。
同社の発表によると、売上高は2億8540万ポンド(約490億円)。2012年の2億6660万ポンドに対して、7%の伸びを示す。
また、営業利益は、1240万ポンド(約21億3000万円)。2011年、スーパーカーの『MP4-12C』の生産を開始して3年。マクラーレンオートモーティブは、初の黒字を計上した。
好決算の背景は、MP4-12Cの販売面での成功にある。2013年、MP4-12Cは、全世界で1359台を販売。同社のラインナップの頂点に位置するプラグインハイブリッド(PHV)スーパーカー、『P1』は、36台を登録する。
マクラーレングループを率いるロン・デニス会長兼CEOは、「最新の決算結果と、創業から早期に利益を生み出せたことは、全従業員の努力のおかげ」とコメントしている。