BMW i8、最初の量産車を引き渡し…「i」ブランド第2弾PHV

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BMW i8の最初の量産車の引き渡し式。BMWのドイツ本社
BMW i8の最初の量産車の引き渡し式。BMWのドイツ本社 全 7 枚 拡大写真
ドイツの高級車メーカー、BMWグループは6月5日、電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」の市販車第二弾、『i8』の最初の量産車を、顧客に引き渡した。

i8は、「i」ブランドのプラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー。PHVシステムは、前輪をモーター、後輪をエンジンで駆動。リアにレイアウトされるエンジンは、1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ。最大出力231ps、最大トルク32.6kgmを発生する。

フロントに置かれるモーターは、最大出力131ps、最大トルク25.5kgm。モーターとエンジンを合わせたトータルでは、最大出力362ps、最大トルク58.1kgm。このおかげで、0-100km/h加速は4.4秒、最高速は250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを達成する。二次電池は、畜電容量5kWhリチウムイオンバッテリーで、モーター単独で最大37km、最高速120km/hでEV走行できる。

環境性能は優秀。BMWによると、i8はEVモードの効果もあって、欧州複合モード燃費47.6km/リットル、CO2排出量49g/kmという優れた環境性能を実現しているという。i8は日本国内では、2014年夏に納車を開始し、価格は1917万円。

6月5日、BMWグループはi8の最初の量産車8台を、顧客に引き渡し。ドイツ・ミュンヘンのBMW 本社に並べられた8台全てが、革新的なレーザーライト装着車。BMWグループのローランド・クルーガー営業&マーケティング担当責任者は、「2013年11月の最初の『i3』に続いて、世界の8名のi8の顧客とともに、iブランドのサクセスストーリーが続いていく」と語っている。

《森脇稔》

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