想定内!? 根強い人気のPSP、出荷完了を受けプレミア化の兆し

モータースポーツ/エンタメ ゲーム
PSP
PSP 全 4 枚 拡大写真

昨日ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)が、PSP(プレイステーション・ポータブル)の出荷を完了することを発表しましたが、まだ世間のPSP需要は高い様子を見せております。

Amazon.co.jpでは新品のPSPが人気商品となっており、価格は2万円に高騰。そのほとんどがマーケットプレイスの出品者からのものです。また、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店では、既に販売が終了しており、購入することができません。

では、なぜ需要があるのでしょうか。そもそもPSPは発売から10年も経ちますし、既に次の世代のハードであるPS Vitaが登場しています。ですが、現在展開中であるブロッコリーの人気シリーズ「うたの☆プリンスさまっ♪」の最新作はPSPですし(発売日未定)、2014年8月発売のコーエーテクモゲームスの『討鬼伝 極』はPS Vita版だけでなくPSP版もリリースされます。また、全てのタイトルがPS Vitaの「UMDパスポート」に対応しているわけではありません。

しかし、既にSCEJAはPSP1000/2000のアフターサポート受付を終了しているため、旧世代のPSPを持っている人でも、壊れてしまえば遊べなくなるであろうゲームが出てしまいます。となれば、出荷完了のニュースにより需要が大きく膨れ上がるのは明白です。

もちろん、SCEJA自身も移行を促進させようとしており、PSPを下取りに出すことでPS Vitaが最大3,000円引き(学生の場合は4,000円引き)で購入できる買い物券を配布するなどの行動を起こしています。また開発側としても、アイデアファクトリーの女性ゲームブランド「オトメイト」は9月以降の新作ラインナップの全てをPS Vita向けタイトルにするといったことをしています。

とはいえ、PSPで登場する新作ゲームがある時点で、完全な移行はなかなか難しいことでしょう。SCEJAもそれを理解してPSPの出荷を完全に終了させたのでしょうが、現状ではまだPSPを求める人が多いようです。

出荷完了から販売終了へ…新作が控えているPSP、大きな駆け込み需要が発生か

《すしし@INSIDE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  2. 米シークレットサービスが『コルベット』など10台を導入、あえてキャデラックを「MT車」にした理由とは
  3. 手軽なのに効果バツグン! 静音カスタムで車内を劇的改善~Weeklyメンテナンス~
  4. 【シトロエン C4 新型試乗】“もうひとつのダンパー”がなかなかいい仕事をしている…島崎七生人
  5. ジヤトコ、日産の次世代「e-POWER」用ドライブユニット初公開へ…人とくるまのテクノロジー展 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  5. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
ランキングをもっと見る