5月の企業倒産件数、10か月連続の減少…帝国データバンク

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件数・負債総額の推移
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帝国データバンクは6月9日、5月の企業倒産集計を発表。倒産件数は前年同月比22.8%減の733件、10か月連続で前年同月を下回り、5月としては2006年以来の700件台を記録した。

負債総額は同16.0%増の1790億8300万円で、4か月ぶりに前年同月を上回った。

前年同月からの減少件数217件のうち、建設業が92件を占めた。負債総額の増加については、負債100億円以上の大型倒産が4か月ぶりに発生したことに加え、負債10億円以上の倒産が今年最多の30件を記録したことが影響した。

業種別に見ると、7業種すべてで前年同月を下回り、なかでも建設業(144件、前年同月比39.0%減)は20か月連続の前年同月比減少となった。また、サービス業(129件、同26.3%減)、卸売業(129件、同16.8%減)など5業種で前年同月比2ケタの大幅減少となった。

主因別の内訳を見ると、「不況型倒産」の合計は600件(前月716件、前年同月793件)となった。一方、好景気時に件数が増加する傾向のある「設備投資の失敗」(9件、前年同月比50.0%増)が2か月連続で前年同月比2ケタの増加となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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