【日産 e-NV200 発表】ベース車との価格差は8万2000km超の走行で解消

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日産自動車 e-NV200 発表会
日産自動車 e-NV200 発表会 全 8 枚 拡大写真

日産自動車は6月9日、電動商用車『e-NV200』を10月から販売を開始すると発表した。価格は388万440~478万6560円。ベース車両の『NV200 バネット』と仕様等が異なるため単純比較はできないが、購入補助金を得ても100万円以上の価格差がある。

しかしe-NV200の日本市場向け商品企画を担当する東美津江リージョナルプロダクトマネージャーは「使い方や前提条件などにより差はあるが、約8万2000km以上走ればガソリン車よりもe-NV200の方がお得」と明かす。

というのも、NV200バネットGX(AT仕様)とe-NV200 GX(2列仕様)を、ガソリン価格164円/リットル、電気代16円/kWh、バネットGX実燃費8.0km/リットル、e-NV200 GX実電費5.0km/kWhの前提条件で比較した場合、それぞれの税込車両本体価格(バネットは値引き後、e-NV200は補助金込み)およびランニングコストの合計では走行距離が8万2000kmを超えると、トータルコストでe-NV200の方が安くなると日産では試算しているからだ。

この結果、「月間走行距離にして1370km程度で5年、980km程度で7年が損益分岐点となる」と東氏は解説する。

《小松哲也》

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