【IIHS衝突安全】ヒュンダイ ジェネシス、前面衝突回避テストで最高評価…日本車を上回る

自動車 テクノロジー 安全
新型ヒュンダイ ジェネシス セダン
新型ヒュンダイ ジェネシス セダン 全 3 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は5月末、前面衝突予防性能を評価する新試験プログラムの結果を発表。新型ヒュンダイ『ジェネシス』に最高評価を与えた。

IIHSの新試験プログラムは、2013年9月から開始したもの。前面衝突予防システムをオプション/標準装備する車種に関して、自動ブレーキ機能の有無や自動ブレーキの検証テストを実施。そのうえで、衝突回避性能を、上から「スーペリア」、「アドバンスド」、「ベーシック」の3段階で評価する。

このテストでは、先行自動車のリア部分に見たてた静止目標に向かって、IIHSのエンジニアが20km/hおよび40km/hで車両を走らせ、自動ブレーキによる減速性能を検証する。最高評価の「スーペリア」を獲得するには、自動ブレーキ試験で4‐5ポイント、前面衝突警報付車両への1ポイントの加算を含め、総合5ポイント以上(最高6ポイント)が必要とされる。

このIIHSの新試験プログラムにおいて、新型ヒュンダイ ジェネシスが、最高評価の「スーペリア」に認定。新型ジェネシスの「自動緊急ブレーキ」装着車が、合計6ポイントを獲得し、最高の安全性評価を受けた。

なお、今回結果が公表された車種の中で、最高評価の「スーペリア」に認定されたのは、BMWが新型『X5』と『5シリーズ』の2車種、メルセデスベンツが改良新型『Eクラス』の1車種、GMが4車種、ヒュンダイが1車種の合計8車種。日本車は最高でも、ワンランク下の「アドバンスド」にとどまった。

《森脇稔》

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