日立化成は、自動車用鉛バッテリー事業強化のため、ラインアップ、パッケージデザイン等を全面刷新し、これまで展開してきた高耐久性が特長の「Tuflong(タフロング)」をバッテリーの統一ブランドとすることを決定した。
乗用車、軽自動車、業務車、農業機械の各カテゴリーで全11種類のラインアップを取り揃え、まず第1弾として、6月12日より乗用車用最上級グレード「タフロング プレミアム」と、軽自動車用「タフロング 軽シリーズ」を販売開始する。
タフロング プレミアムは、乗用車用最上級グレードで、特に高速充電受入性能に優れたモデル。一般車、充電制御車、ISS車のどのタイプの車両にも搭載できる統合タイプだ。
タフロング 軽シリーズは、ISS機能付き軽自動車用、充電制御機能付き軽自動車用、軽トラック用の3種類をラインアップ。ISS機能付き軽自動車用は、業界初となる無補水タイプを採用し、補水メンテナンスは不要としている。
なお、第2弾となる充電制御機能付き乗用車対応バッテリー「タフロング エコ」、一般車用「タフロング スーパー」は今年7月の販売開始を予定しており、その他業務車用や、農業機械用も年内に順次販売する予定だ。