インフィニティ、米工場で2.0ターボエンジン生産へ…Q50 と メルセデスCクラスに搭載

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インフィニティQ50(新型日産スカイライン)
インフィニティQ50(新型日産スカイライン) 全 2 枚 拡大写真

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは6月12日、米国テネシー工場において6月26日から、インフィニティ『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)用の4気筒ガソリンエンジンの生産を開始すると発表した。

ルノー・日産アライアンスとダイムラーは2010年4月、提携を結んだ。様々な共同プロジェクトが進められているが、中でも大きなプロジェクトのひとつが、エンジンに関する協力。

米国テネシー州のデカード新工場では、ルノー・日産アライアンスとダイムラーが、エンジンを共同生産する取り決め。同工場製の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを、日産はインフィニティQ50(日本名:新型日産スカイライン)に、ダイムラーは新型メルセデスベンツ『Cクラス』に搭載する。

なお、同工場製のエンジンは当面、欧州仕様のインフィニティQ50に搭載される予定。また、新型メルセデスベンツCクラス向けに関しては、米国アラバマ州タスカルーサ工場で組み立てられる車両に搭載される。

同工場の年産エンジン数は、フル稼働状態で25万基を想定。インフィニティのヨハン・ダ・ネイシン社長は、「この新しいパワートレイン工場の開業は、インフィニティにとって重要なステップ」と述べている。

《森脇稔》

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