日野、最新の安全技術を初公開…大型車の安全規制に先行対応

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日野自動車 安全技術説明会
日野自動車 安全技術説明会 全 2 枚 拡大写真

日野自動車は6月14日に同社の羽村工場(東京都羽村市)で安全技術の説明会を開き、4月に市場投入した大型車の安全先進技術を、実走行や試乗も交えてメディアに初公開した。

国内では2014年11月から大型トラック・バスの新モデルに、衝突被害軽減ブレーキの装着が義務づけられるなど、安全規制が乗用車に先行する分野もある。日野は今年4月にトラック業界の先陣を切って大型トラックの『プロフィア』と大型観光バスの『セレガ』に義務化を先取りし、新基準による衝突被害軽減ブレーキシステムなどを標準搭載した。

説明会では、同ブレーキとともに標準搭載されている「車線逸脱警報」システムや、ドライバーの居眠りや脇見を関知して警報する「ドライバーモニター」なども実演公開した。

技術担当の遠藤真専務役員は同社の安全分野への取り組みについて、「標準装備化や価格の引き下げなどで装備の普及促進を図っている。今後は車両単体の技術だけでなく、車車間や路車間などITSも活用する分野での開発も強化したい」と語った。

《池原照雄》

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