【ルマン24時間 2014】9時間半経過、非ワークス勢はトヨタ・日産・ホンダバトルが熱い

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
OAKレーシングのリジェJS P2/ホンダ
OAKレーシングのリジェJS P2/ホンダ 全 7 枚 拡大写真
トップカテゴリーのLMP1クラスはトヨタ『TS040ハイブリッド』7号車(アレクサンダー・ブルツ)が依然トップを快走。

2位にはアウディ『R18 e-tronクワトロ』2号車(マルセル・ ファスラー)が、それから1周遅れで同じくアウディ1号車(マルク・ジェネ)が付ける。4位にはポルシェ『919ハイブリッド』20号車(マーク・ウェバー)、5位には序盤でピットの修理を強いられたポルシェ14号車(マルク・ジェニ)という構図に変化はない。6位にはレベリオン・レーシングの『レベリオン R-One/トヨタ』。ステアリングを握るのは元F1ドライバーで最近はルマンの常連ともなっているニック・ハイドフェルド。

LMP2 クラスの争いも熾烈だ。クラストップはOAKレーシング『リジェJS P2/HPD(ホンダ)』で、総合でも7位に付ける健闘。前を走るLMP1マシンのレベリオン R-One/トヨタと比べても1ラップダウンに過ぎず、スピードに遜色ない。続いてレースパフォーマンスの『オレカ03R/ジャッド』、ティリエ by TDS レーシングの『リジェJS P2』、シグナテック『アルピーヌ A450b/日産』。

トヨタ/アウディ/ポルシェ以外の非ワークス系LMPマシンの多くは、日産やホンダからエンジンの供給を受けており、その戦いも興味深い。リジェやジャッドなど、かつてのF1を知る者にとっては懐かしいネーミングも今年のルマンには多く目に付く。

GTカテゴリーはアストンマーチン『ヴァンテージ V8』が強さを見せている。GTE Proクラス、GTE Amクラスともにフェラーリ『458 イタリア』やポルシェ『911 RSR』などを押さえてクラス首位をひた走る。とくにストレートスピードの伸びはLMP2マシン並み。また、今回ニューマシン『コルベット C7.R』を投入したコルベットはProクラスでトップから40秒差の3位という好位置だ。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  3. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  4. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  5. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る