ボルボのショールーム新CIは、カフェコーナーと短時間で整備が出来るブースを設置

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ボルボ・カー・港南台
ボルボ・カー・港南台 全 8 枚 拡大写真
新ショールームCI、VRE(ボルボ・リテール・エクスペリエンス)を採用したボルボ・カー・港南台は、大きく4つのフロアに分かれている。

ひとつは展示車両がある“ストリート”。そして、“リビングルーム”と呼ばれる、ユーザーがサービス待ちなどで滞在するスペース。次に、プレミアムブランドのショールームでは比較的見られるようになった、納車スペース。最後は納車スペースの奥に設置されているOHS(One hour stop)というボルボ最新のサービスのコンセプトを機能として設けているサービスブースだ。

このOHSというコンセプトは、「ユーザーが来場し、そこでユーザーと問診をしたうえで、基本的には1時間でクルマを整備して、渡すというもので、VREのショールームには必ずOHSのブース設置している」と話すのは、ボルボ・カー・ジャパンネットワークビジネス開発部ネットワーク・能力開発グループコーディネーターの小川由行さん。

そのほか、ショールームには“ユアカーズスタジオ”と呼ばれる、カラーサンプルやアクセサリーの展示スペースもある。「ボディカラーや内装、トリムなどチョイスできるサンプルがあり、そのサンプルと、設置されたタッチ式モニターとともに、ボディカラーと、インテリアトリムの組み合わせを変えるなどして、ユーザーにクルマ全体のイメージを持ってもらうためのスペースだ」という。

リビングルームには、北欧をイメージさせるカールハンセンのワイチェアを配置。また、カフェコーナーも設置した。「スウェーデン人はカフェが好きらしく、カフェコーナーは当たり前だ。そこで、VREでもカフェコーナーを設置することにした」と話し、ユーザーがゆったりとくつろげる空間を演出していることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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