PSAプジョーシトロエン、仏ミュルーズ工場を全面改修…新世代車台「EMP2」車生産へ

自動車 ビジネス 企業動向
PSAプジョーシトロエンが新開発したEMP2プラットフォーム
PSAプジョーシトロエンが新開発したEMP2プラットフォーム 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは6月12日、フランスのミュルーズ工場を全面的に改修すると発表した。

今回の発表は、PSAプジョーシトロエンとミュルーズ工場の労働組合との会合の場で明らかにされたもの。2020年までに、ミュルーズ工場の生産能力を引き上げるのが、全面改修の狙い。

PSAプジョーシトロエンは今後5年間に、ミュルーズ工場に3億ユーロ(約415億円)以上を投資。工場の設備を刷新し、新型車の生産体制を整える。

中でも、PSAプジョーシトロエンの新世代車台、「EMP2」を採用した新型車の生産準備は、ミュルーズ工場の全面改修の大きな目的。PSAプジョーシトロエンによると、全面改修後のミュルーズ工場では、EMP2ベースの新型2車種を生産するという。

また、生産ラインの統合を進め、生産コストを抑える計画。PSAプジョーシトロエンは2014年4月、2014-2018年の中期経営再生計画、「バック・イン・ザ・レース」を発表。経営再建を加速させている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る