「キティ」バッテリー列車、9月13日から運転開始

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9月13日から運転を開始する『ハローキティ和歌山号』で使用される自己充電型バッテリー車。「ハローキティ」のラッピングが施される。
9月13日から運転を開始する『ハローキティ和歌山号』で使用される自己充電型バッテリー車。「ハローキティ」のラッピングが施される。 全 3 枚 拡大写真

JR西日本は6月16日、紀勢本線(きのくに線)の新宮(和歌山県新宮市)~串本(串本町)間41.6kmで運転する観光列車の詳細を発表した。大型観光キャンペーン「和歌山デスティネーションキャンペーン(和歌山DC)」にあわせ、快速『ハローキティ和歌山号』として9月13日から運転する。

『ハローキティ和歌山号』は、近畿車輛が開発した自己充電型バッテリー車2両編成を使用。充電用小型ディーゼル発電機と大容量バッテリーを搭載し、発電機で充電したバッテリーからの電力でモーターを動かして走行する。自己充電型バッテリー車両としては日本で初めての営業運転になる。車体の内外装にはサンリオのキャラクター「ハローキティ」をJR制服姿などで描き、沿線の観光名所なども取り入れたラッピングを施す。

運転日は9月13日から12月14日までの土曜・休日、計33日間の予定。座席は全車指定席で、乗車に際しては乗車券のほか指定席券が必要になる。運行時刻は1号:串本11時20分発~新宮12時15分着、3号:串本14時32分発~新宮15時37分着、2号:新宮9時59分発~串本10時54分着、4号:新宮13時10分発~串本14時04分着で、特急『くろしお1・9・18・28号』『ワイドビュー南紀6・1号』との接続が図られる。

また、車内では1・3号の紀伊勝浦~新宮間に限り、新宮市観光協会の協力により「熊野曼荼羅(まんだら)絵解き車内特別披露」を行う予定だ。

《草町義和》

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