【ルマン24時間 2014】日産 ZEOD RC、まさかの5周リタイア…原因はギアボックス系

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
NISSAN ZEOD RC
NISSAN ZEOD RC 全 2 枚 拡大写真

日産自動車のEVレーサー『NISSAN ZEOD RC』によるルマン挑戦は、5周でリタイアという厳しい結果となった。

スタートドライバーを務めたGTアカデミー勝者のウォルフガング・ライプは5周の走行を重ねたが、23分経過時に走行不能でリタイア。日産によると、トラブルの原因は従来部品のギアボックス系で、電気モーター関連の新技術には問題はなかったとしている。

日産は、ZEOD RCによる今回のルマン参戦にあたり、2つの目標を設定。ひとつはミュルザンヌ・ストレートで時速300kmに到達すること。もうひとつは、電力だけでルマンのコースを一周するという目標だ。

日産は、木曜夜に行われた予選セッションで一つめの目標を達成。本山哲がドライブするZEOD RCは、最初のシケインにさしかかる前のミュルザンヌ・ストレートで時速300kmに到達した。もうひとつの目標も、決勝日午前中に行われたウォームアップ中、ライプが13.6kmのコースを電力だけで走り切っている。

日産は、2015年のルマンでLMP1クラスに復帰。アウディ、トヨタ、ポルシェといった強豪を相手に、総合優勝を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る