ホンダの米国法人、アメリカンホンダは6月6日、先代『フィット』について、リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、ドライブシャフトの不具合が原因。アメリカンホンダによると、先代フィットの右側ドライブシャフトに、強度が不足している部品が使用された可能性があるという。
ドライブシャフトの部品の強度が足りない場合、停止状態から加速するケースにおいて、ドライブシャフトが破損。事故につながる恐れがある。
リコールの対象になるのは、米国内で販売された2013年モデルの先代フィット。合計1038台が、リコールに該当する。
アメリカンホンダは、対象車種を保有する顧客に通知。販売店で右側ドライブシャフトの点検を行い、部品の強度が不足している場合、ドライブシャフトを交換するリコール作業を行う予定。なお、アメリカンホンダは、「この不具合に起因する事故や負傷者の報告はない」と説明している。