フィアット取締役会、クライスラーグループとの経営統合を正式承認

自動車 ビジネス 企業動向
社名表記がFCAに変更された米クライスラーグループ本社
社名表記がFCAに変更された米クライスラーグループ本社 全 1 枚 拡大写真

イタリアの自動車大手、フィアットは6月15日、取締役会がクライスラーグループとの経営統合と、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)の設立を、正式承認したと発表した。

2014年1月、フィアットがクライスラーグループの全ての株式を取得し、完全子会社化が実現。これを受けて、両社が新しい社名に切り替わった。FCAは、フィアットとクライスラーグループが、経営統合して誕生した新会社(持ち株会社)の社名。

これまで、両社の本社所在地は、フィアットがイタリア、クライスラーグループが米国。経営統合により誕生するFCAでは、本社はイタリアでも、米国でもなく、オランダに登記した。

また、新会社は株式の上場も計画。FCAはニューヨーク証券取引所とミラノ証券取引所へ、早期に上場することを見込む。

フィアットは今後、臨時の株主総会を開催する予定。株主から、FCAの設立に関しての承認を得る方針。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
  3. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
  4. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  5. 日産が北米初のPHEV『ローグ』発表、三菱『アウトランダー』のOEMに…ロサンゼルスモーターショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る