ルノー メガーヌ R.S. 「275トロフィー」、ニュル市販FF車最速に…7分54秒36

自動車 ニューモデル 新型車
ルノー メガーヌR.S. 275トロフィー
ルノー メガーヌR.S. 275トロフィー 全 10 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーの高性能車部門、ルノースポールは6月16日、『メガーヌR.S. 275トロフィー』がドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、市販FF車の最速ラップタイムを記録したと発表した。

同車は『メガーヌ』の高性能モデル、『メガーヌR.S.』をベースに、究極のパフォーマンスを追求した限定車。ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、8分を切るラップタイムを打ち立てる目標、「UNDER8」を掲げて開発された。

車名が意味する通り、エンジンをパワーアップ。これは主に、「Akrapovic」製のエグゾーストシステム装着の効果によるもの。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力を10ps上乗せし、275psを獲得。最大トルクは36.7kgmで、3000-5000rpmで発生し続ける特性とした。

足回りには、オーリンズ製のダンパーを採用。LSD付きの「カップシャシー」が標準となる。オプションでオーリンズ製の調整式「ロード&トラック」ダンパーも選択でき、ラリーマシンの『メガーヌN4』同様、サーキットなど、走行コースの特性に合わせた設定を可能にする。高性能タイヤのミシュラン「パイロット・スーパーカップ2」も用意。

内外装も特別仕立て。フロントバンパー内のF1マシンのようなシルバーブレードをはじめ、レザー&アルカンターラのレカロ製バケットシート、アルミ製シフトレバー、アルカンターラのステアリングホイールなどを装備した。

6月16日、ルノースポールは、メガーヌR.S. 275トロフィーのニュルブルクリンク北コースでのタイムアタックの結果を公表。注目のラップタイムは、7分54秒36だった。フォルクスワーゲングループ傘下のセアトの新型『レオン・クプラ280』の7分58秒44を4秒以上短縮し、市販FF車のニュルブルクリンク最速ラップタイムを打ち立てている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る