上信電鉄新駅の名称は「佐野のわたし」…10月開業へ

鉄道 行政
上信電鉄の佐野のわたし駅の位置。南高崎~根小屋間の高崎市上佐野町内に設けられる。
上信電鉄の佐野のわたし駅の位置。南高崎~根小屋間の高崎市上佐野町内に設けられる。 全 1 枚 拡大写真

上信電鉄上信線の南高崎~根小屋間に設けられる新駅(群馬県高崎市)の名称が「佐野のわたし」に決まった。10月にも開業する予定。

佐野のわたし駅は高崎市の上佐野町内に設けられる。駅の根小屋方には烏川を渡る橋りょうがあり、南高崎方では上越新幹線の高架橋が上信線をまたいでいる。

高崎市によると、延長45m・幅3mのホームと雨よけシェルター、待合所を設ける。県内の小・中学生から駅名やイラストパネルなどのデザインを募集し、533件の応募のなかから9人のアイデアを採用した。

駅名は、かつて烏川で運航されていた渡し船を題材に「人と人とをつなぐイメージ」を表現。駅名標は上信電鉄の電気機関車「デキ」がけん引するデザインを採用した。イラストパネルには大雪の晩、旅の僧に鉢植えの木を燃やして暖をとらせた謡曲「鉢の木」の一場面と、松・桜・梅が描かれる。

《草町義和》

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