コスモ石油と子会社であるアブダビ石油は、学校法人立命館とともに、アラブ首長国連邦(UAE)の高等学校に日本語教師を派遣する日本語教育プログラムを更新すると発表した。
プログラムは2011年から実施してきたが、今回、プログラムの継続についてインスティテュート・オブ・アプライド・テクノロジー(IAT)と覚書を更新した。
コスモ石油とアブダビ石油では、アブダビ首長国のモハメド・ビン・ザイード・アル・ナヒヤン皇太子からの要望により、2007年からUAE若年層向け日本語教育支援活動に取り組んできた。
2011年に開始した日本語教師派遣プログラムは、対象学年を高校1年生から3年生までに拡大するとともに、派遣教師も3人に増員するなど、拡充してきた。
また、今回初めての卒業生20人を送り出すことになり、同日プログラムの修了式を開催した。卒業生のうち10人は、日本に留学する予定。
コスモ石油とアブダビ石油、立命館は、UAEの子供たちが日本語や日本文化への理解を深め、良好な両国間の関係を強化する人材に成長するよう願っているとしている。