ASKnet、第4期発足進発式を開催…EV関連事業への参入などに取り組む

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ASKnet 第4期役員陣
ASKnet 第4期役員陣 全 4 枚 拡大写真
自動車整備業者を会員とし環境問題や新規事業の研究などを行っているASKnet(アスクネット)は6月18日、都内で4期目の発足進発式を開催した。

総会では新たに会長に就任した城東自動車工場の鈴木啓一社長から4期の活動方針として、実燃費向上のための技術開発、トータル燃費コストの削減や各種燃料の研究、EV(電気自動車)関連事業への参入などが示された。

鈴木会長は「私達の事業環境をみわたすと将来的に非常に厳しい状態になることは明らか。そこで私が考えている基本方針は、自らの手で自らの仕事を作る。今までを前提として事業を組み立てようとしても必ず限界がある。将来の姿を想定し、どのようなお客様にどのような商品を提供すればお客様の獲得につながるのか、そこから逆算しながらやるべきことを考える、やらなければ勝ち残れない。ぜひ皆さんで今一度じっくり想像して考えて頂きたいと思う」と述べた。

その上で「今まで法規制に守られて自動的に仕事が降ってきた状態だったものが、もう限界にきていてこれからは頭で汗をかいて、将来に向けて事業を継続できるような状態にもっていきましょう」と訴えた。

4期の活動期間は2017年3月末までの3年間で、年間1回の総会および同3回の例会、WEB会議システムを活用した分科会を通じて、活動方針の実現に取り組むという。

ASKnetは2000年4月に全国約30社の整備事業者によって結成され、エンジン内部洗浄整備の研究や環境負荷エンジンオイルの開発普及などに取り組み、05年からは三井住友海上火災保険の指定整備工場の事業者で組織するアドバンスクラブと提携し、同クラブの研究機関として活動を続けている。

《小松哲也》

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