カタール航空バルクCEO、日本政府にオープンスカイ締結を要望

航空 企業動向
カタール航空 アクバ・アル・バルクCEO 会見
カタール航空 アクバ・アル・バルクCEO 会見 全 7 枚 拡大写真

カタール航空のアクバ・アル・バルクCEO(最高経営責任者)は6月19日、都内で会見し、航空会社が自由に路線や便数を設定できるオープンスカイ(航空自由化)協定をカタールと結ぶことを日本政府にお願いしたいと訴えた。

会見でバルクCEOは「カタールと日本との結びつきは強く、とくにエネルギーを日本に多く供給している。それにもっとも重要な点として政治的な方向性が一致しており、わたしどもは湾岸における非常に近い日本のパートナーになると思う」と述べた。

その上で「日本は中東諸国のいずれともオープンスカイを結んでいない。是非、日本政府にはカタールとのオープンスカイを結んで頂きたい。カタール航空に、より多くの日本市場へのアクセスを許可して頂きたい。航空というのはどの国においても経済に大きな貢献をする。アクセスが増えることで日本のキャリアにとっても接続の向上につながると思う」と強調した。

日本は2月20日現在で、アメリカを始め韓国、シンガポールなど27の国および地域とオープンスカイで合意しているが、中東諸国とはまだ結んでいない。

カタール航空は6月18日から羽田空港への乗り入れを開始。これによりカタールと日本を結ぶ路線は関西、成田、羽田の3路線となり、就航便数も週14から同21に拡大した。

《小松哲也》

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