ボッシュ、二輪車用エンジンマネジメントシステムを開発…あらゆるモデルに搭載可能

モーターサイクル 企業動向
ボッシュ 2014年次記者会見
ボッシュ 2014年次記者会見 全 6 枚 拡大写真
自動車部品サプライヤーの大手、ボッシュは19日、東京・青山で行なった年次報告記者会見で二輪車用エンジンマネジメントシステムを開発したと発表した。

このシステムは、同社が誇るセンサー、特に四輪で培われた技術を二輪車に応用ししたもの。インジェクターや、O2センサーなどの各種センサー類を小型化し、それらをECUが統括制御する。対応車種は高性能な大型自動二輪車からシティコミューターまで、あらゆる二輪車に対応しているという。

同社の常務執行役員でもあるガソリンシステム事業部の柳生直樹事業部長は「バイク全体に大きく関わるのが燃費性能である。フューエルインジェクション(FI)はバイクでは一般的なシステムになったが、キャブレター車が占める割合はまだ半数以上を占める。弊社では、2015年以降はアジア・ASEAN地域で、FI車が急成長するとみており、そこにこのシステムを投入することで、より良いドライバビリティ、そしてCO2の削減に寄与できる」と述べた。

なお、同社はこのシステム以外にも、2014年度中に「加重適合制御」、「ドラッグトルクコントロール」、「ヒルホールドコントロール」、「クルーズコントロールリミッター」をリリース予定だという。

《阿部哲也》

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