SGホールディングス、スリランカの物流企業を買収…東南アジア物流を強化

エマージング・マーケット 東南アジア

SGホールディングスは、コロンボ証券取引所に上場しているスリランカの物流企業エクスポランカ・ホールディングスを買収したと発表した。

SGホールディングスの子会社SGホールディングス・グローバルが、エクスポランカの株式について5月9日付けで30%のクロス取引を実施した後、5月27日から6月17日まで株式公開買付けを実施した。

SGホールディングスグループは、30%のクロス取引及び株式公開買付けにより、エクスポランカの発行済株式総数の51%以上を取得し、経営権を獲得した。買収後も現経営陣は続投させる予定。SGホールディングスグループとしては、基本的には、同社経営陣に事業運営を任せながら、親会社として、取締役を派遣するとともに、エクスポランカからの人材受け入れも積極的に実施することで相互理解を深め、シナジー効果を創出するとしている。

また、エクスポランカの持つフレイト・フォワーディング事業における国際ネットワークと、SGホールディングスグループの日本や東アジア、東南アジアの営業基盤を一体化させることで、国際一貫物流のサービスを拡充していく。

特にエクスポランカが強い基盤を持つインド、バングラデッシュ、スリランカなどの南アジア、中東、アフリカなどの新興経済圏と日本、欧米、アジア間を結ぶ広域輸送では、それぞれの顧客ニーズに合ったきめ細かい物流サービスを提供していく。

《レスポンス編集部》

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