JVCケンウッド、組織改正…カーエレ市販国内販売部を新設など

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JVCケンウッドは、新経営体制の発足に合わせて7月1日付けで組織変更を実施すると発表した。

同社の本社機能は、全社的な戦略面を担当する本社スタッフ部門と事業部門をサポートするプロフェッショナルビジネスサポート部門に区分して運用してきたが、統合再編する。本社スタッフのうち、各地域・セグメント・事業所運営のためのサポート機能は、各セグメントへ配置するなど、事業部門の人員シフトを加速、本社スタッフ部門の大幅なスリム化を図る。

具体的には、内部統制に関する機能を統合・整理し、「内部統制室」、「経営監査室」に再編する。統合リスクマネジメント室とPL会議の事務局機能を統合し、CRO直轄の「リスクマネジメント室」として組織化する。

本社機能では、CEOとCOOのバックオフィスとしてコーポレート全体に対応する機能に絞る。イノベーション推進部は発展的に解消し、その機能を各セグメントの担当部門へ配置する。

また、5月14日付けで新設した地域CEOの日本CEOには傘下に「CE(カーエレクトロニクス)市販国内販売部」を新設、CE市販事業推進統括部の傘下にある国内販売部と連携を強化する。アジア・新興地域CEOは、地域CEOと事業統括の役割分担を見直す。

このほか、カーエレクトロニクスセグメントで、車載用CD/DVDメカニズムや光ピックアップ、車載カメラの企画開発・生産品質などを一貫して担う「カーデバイスビジネスユニット」を新設する。

《レスポンス編集部》

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