オートレースEV化、経産省「2014年度中に試作車実現を」

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オートレースを担当する経済産業省車両室は23日、競争車両のエンジンをモーターに載せ変えてEVバイク化するオートレース関連団体の構想について、次のように語った。

「2014年度中に試作車を作って、EV化の可能性を探るとJKAから聞いている。我々の希望としてもそうあってほしい」(同室・石田照幸課長補佐)。

JKAは12年に、オートレースのEV化検討を事業方針として決定。翌年に競技車両の仕様を公表した。

「過去2年間で考えたことを、2014年度で進める。EV化を先送りすことは考えていないと思う」(同・石田氏)。

オートレースのEVバイクは、瞬時に高出力を発揮し、レース中の約3分間を維持することが求められている。年間120日という開催日にトラブルなく出場できることもポイントだ。

石田氏は「大きな負荷がかかるので、耐久性のあるモーターを調達できるかどうかが鍵になる」と簡単ではないことを認めつつも、オートレースに耐えうるEVバイクの登場に期待を寄せる。

「(オートレース用の)モーターが実現すれば、いろいろな車両にも応用できる。EVバイクの基礎的研究にもなるので、そうした情報が活用され、オートレースの求める耐久性や降雨時の漏電対策などが市販車の開発に結びつけば、まさにオートレースの社会還元となる」(同上)。

ギャンブルとともに、オーバルコースの二輪車レースが成立しているのは世界で日本だけだ。そこにEVバイクのシーズン化という世界で初めてのレースを実現することができれば、さらに世界に向けた先進性をアピールすることができる。

「ベトナムやタイ、バイクに関心が高く、車両があふれているアジア諸国はたくさんある。そういう国からも観戦に訪れてくれることになるといいのですが」(石田氏)と、期待は膨らむ。

《中島みなみ》

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