海上保安庁、来島海峡の新たな潮流情報をインターネットで提供開始

船舶 行政
海上保安庁海洋情報部サイトトップから来島海峡潮流情報へのアクセス
海上保安庁海洋情報部サイトトップから来島海峡潮流情報へのアクセス 全 5 枚 拡大写真

海上保安庁は20日より、来島海峡の新たな潮流情報をインターネットで提供を開始した。

瀬戸内海の来島海峡は、可航幅が狭くS字状に曲がり、潮流が時に10ノット(毎秒約5m)に達するほど速く複雑に変化しているため操船が難しい。船舶事故がしばしば発生する航海の難所となっている。

そこで同庁は、航海の安全を向上させるため、様々な潮流観測データを基に潮流シミュレーションを新たに構築し、潮流の詳細な分布を図示する「来島海峡潮流情報」をインターネットで提供を開始した。

来島海峡潮流情報では、海峡内の任意の場所における潮流の向きや速さがわかるので、適切な操船により、海難事故の未然防止が期待される。また、航海計画の際に自船の速力にあった海峡通過時刻を決めることができ、円滑かつ経済的な航行ができるようになる。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. ホンダ『ヴェゼル』の「RS」グレードを先取り!? インドネシアで新型『HR-V』発売
  4. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  5. 制限高さ1.85mの低いガード、元は道路ではなかった?…南千住~北千住
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る