フェラーリ F12 TRS 、公式発表…57年式250テスタロッサモチーフのワンオフモデル

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フェラーリ F12 TRS
フェラーリ F12 TRS 全 1 枚 拡大写真

イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリは6月23日、イタリアで開催中の「フェラーリ・カヴァルケード」において、フェラーリ『F12 TRS』を初公開した。

F12 TRSは、フェラーリの最新ワンオフモデル。フェラーリは富裕層の要望に応じて、過去に何台かの特別なワンオフモデルを製造してきた。その伝統は現在でも受け継がれており、今回、選ばれた特別な顧客のオーダーを受けて、世界に一台のワンオフモデルを製作した。

F12 TRSでは、ベース車両にフェラーリのフロントエンジン搭載車の頂点に立つ『F12ベルリネッタ』を選択。車名の「TRS」とは、「テスラロッサ」を意味する。フェラーリの名車、1957年式『250テスタロッサ』をモチーフに、ワンオフモデルはデザインされた。

ワンオフモデルでは、F12ベルリネッタのクーペボディを、タルガトップボディに変更。これに伴い、リアセクションを専用設計としており、シート後方の2つのフェアリングがデザイン上の特徴。

フロントマスクもアグレッシブさを強調したデザインに変更されており、ボンネット内の赤いシリンダーヘッドが、ドライバーから見える設計。インテリアは、厳選されたアルカンターラとレザーを使用し、ブラックのマットカーボンファイバーパネルを装備する。

パワートレインに変更はなく、6262ccのV型12気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力は740ps、最大トルクは70.4kgmを引き出す。0-100km/h加速3.1秒、最高速340km/hという世界屈指のパフォーマンスを実現している。

《森脇稔》

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