国土交通省、運送事業者の運行管理高度化を支援…過労運転防止機器も補助対象に

自動車 社会 行政

国土交通省は、運送事業者の運行管理の高度化を支援するための補助事業を実施すると発表した。

国交省の自動車局では、自動車運送事業における交通事故防止の取り組みを支援する観点から、運行管理の高度化の補助事業を実施する。

また、今年3月に発生した北陸道バス事故を踏まえ、運転者の体調急変に伴うバス事故を防止するための対策として、「過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援」にかかる補助対象機器を拡充する。

運行管理の高度化に対する支援事業では、デジタル式運行記録計と映像記録型ドライブレコーダーで、国土交通大臣が認定したものを取得する経費の3分の1を補助する。1台当たりの上限額は、デジタル式運行記録計が車載器3万円、事務所機器が10万円、映像記録型ドラレコが車載器2万円、事務所機器が3万円。1事業者当たり80万円が上限。

労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援事業で、補助対象となる機器は、国土交通大臣が認定したもの。IT活用による遠隔地でも運転者の疲労状態を測定する機器や、運行中における運転者の疲労状態を測定する機器、休息期間における運転者の睡眠状態などを測定する機器、運行中の運行管理機器。

機器の補助率は取得経費の半額で、上限は無し。1事業者当たりの上限額は80万円。

《レスポンス編集部》

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