成田国際空港は、大型機材のビジネスジェットの受け入れ環境を整備すると発表した。
ビジネスジェットとしてB737やA320などの大型機材の利用が全体の1割を占めるまで増加しているが、大型機材が駐機できるビジネスジェット用スポットは1カ所だけだった。6月26日から既存のスポットをマルチスポット化することで、大型機材を最大3スポット駐機できる能力を確保する。
また、今年9月をメドに、ビジネスジェット専用ターミナルのある、ターミナル地区とビジネスジェット用駐機スポットのある整備地区間に新たにアクセス道路を供用する予定。アクセス道路は2本となり、ビジネスジェット利用者の移動が低速車に阻害されることなく、効率的に移動できるようになる。移動時間は現在の約16分から8分と半分に短縮される。
同社では今後もビジネスジェットの利用拡大に向けた取り組みを強化するとしている。