インターナショナルエンジンオブザイヤー2014…フォードの1.0エコブーストが3年連続で受賞

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フォードモーターの直噴3気筒ガソリンターボ、1.0エコブースト
フォードモーターの直噴3気筒ガソリンターボ、1.0エコブースト 全 3 枚 拡大写真

英国のUKIPメディア&イベント社は6月25日、「インターナショナルエンジンオブザイヤー2014」を発表した。フォードモーターの3気筒エンジン、「1.0エコブースト」が、3年連続で栄冠を手にしている。

この賞は車の心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、2014年が16回目。5月時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている乗用車のエンジンを対象に、世界34か国の82名のジャーナリストが投票を行い、最高のパワーユニットを決定した。

インターナショナルエンジンオブザイヤー2014の結果は以下の通り。

1:フォードの999cc 3気筒ターボ「エコブースト」(351点)…フィエスタやフォーカスなど
2:フェラーリの4.5リットルV8(281点)…458各車
3:VWの1.4リットル直4ターボ&スーパーチャージャー「TSI」(254点)…ポロやアウディA1など
4 :メルセデスAMGの2.0直4ターボ(252点)…45AMG各車
5:テスラのEVパワートレイン(225点)…モデルS
6:BMWの3.0リットル直6ターボ(223点)…3/5シリーズなど
7:BMWとPSAの1.6リットル直4ターボ(181点)…MINIクーパーS、プジョー208など
8:マクラーレンの3.8リットルV8ターボ(154点)…650SとMP4-12C
9:アウディの2.5リットル直5ターボ(79点)…RS Q3

フォードモーターの新世代環境エンジン、直噴ガソリンの「エコブースト」の中で、排気量が最小の1.0エコブースト(3気筒ガソリンターボ)が、3年連続でインターナショナルエンジンオブザイヤーを受賞。2位のフェラーリの4.5リットルV8に、70点もの大差をつける。

受賞の理由について、インターナショナルエンジンオブザイヤーのDean Slavnich会長は、「今年は激戦だったが、1.0エコブーストは、洗練さ、驚くべき柔軟性、優れた燃費などの面で傑出している」とコメントした。

《森脇稔》

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