日本TI、車載用レーダー向けAFEセンサ・テクノロジーを発表…高速検出を実現

自動車 テクノロジー 安全
日本TI・AFE5401-Q1
日本TI・AFE5401-Q1 全 1 枚 拡大写真

日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、ADAS(先進運転支援システム)向けに、業界最高速、最小の消費電力を提供するベースバンド・レシーバAFE(アナログ・フロントエンド)製品を発表した。

今回発表した「AFE5401-Q1」は互いに独立した4チャネルを内蔵し、同時のモニタが可能で、入力のレーダー信号から正確な方向を識別。障害物の位置や移動状況、素早い対応の必要性など、インテリジェントな判定を実現する。各チャネルは25MSPSのサンプリング速度を持ち、移動する障害物の位置と速度について、業界最高レベルの検出機能を車載レーダーに提供する。

また、レシーバ・チャネルあたりの消費電力は65mWと業界最小。パッケージサイズも競合デバイスと比較して、20%削減するなど、より小型のシステム実現に寄与する。

AFE5401-Q1は9mm角の64ピンQFNパッケージで供給。1000個受注時の単価(参考価格)は18米ドル(約1830円)。

《纐纈敏也@DAYS》

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