三菱自動車、比国コンポーネント生産会社の株式取得…アセアン地域の生産体制強化

自動車 ビジネス 海外マーケット
エイシアン・トランスミッション・コーポレーション(Webサイト)
エイシアン・トランスミッション・コーポレーション(Webサイト) 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車は6月27日、フィリピンにおける自動車用トランスミッション・エンジン生産会社であるエイシアン・トランスミッション・コーポレーション(ATC)の株式を、同国における生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(MMPC)および双日から譲り受けたと発表した。

今回の株式取得により三菱自動車は、ATC株式の90%を保有することになる。

ATCは、コンポーネント生産拠点として、MMPCおよびアセアン地域を中心に、自動車用トランスミッション・エンジンを供給しており、今回のATC資本再編により、三菱自動車はコンポーネント生産事業の管理強化を図る。その上で、アセアン地域内の優位性を活用し、今年9月より新型トランスミッションをATCで集中生産し、利益拡大を目指す。

三菱自動車は、2016年度までの中期経営計画「ニューステージ 2016」において、事業戦略の柱の一つとして「アセアン地域の生産体制強化」を掲げている。今年3月に発表したフィリピンにおける車体生産体制の再構築に加え、今回アセアン地域内のコンポーネント供給体制強化を図ることで、同地域を中心とした事業基盤の強化に取り組んでいく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  5. マセラティの最新スーパーカー『MCPURA』、北米デビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る