ジェットスター、成田~高松便を夏季限定で増便…瀬戸内海イベントに合わせ

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ジェットスターが運航するA320-200,GK411便
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格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンは、7月18日から8月31日の期間限定で成田~高松便を現在の1日2便から1往復増便し、合計3便にすると発表した。

ジェットスターは現在、成田空港を拠点に国内14路線、1日最大76便を運航しており、成田~高松便は2013年12月より就航している。今年3月には搭乗者数400万人を突破。新たに関西空港にも拠点を設け、今後さらなる拡大を目指している。

今回、成田~高松便を夏季限定で増やす理由についてジェットスター・コンシューマーPRマネージャーの高橋里予さんに聞いたところ、「瀬戸内海国立公園指定80周年を記念して開催される香川県のイベントに合わせた」との答えが返ってきた。イベント中は美術展や宝探し、チームラボによるデジタルアート祭りなどが行われる。増便されるのは日中の時間帯なので、朝と夜の往復便を組み合わせることによりスケジュールの選択肢を広げることが可能だ。

空席連動型の運賃形態により残席数によって基本料金が変動するが、成田~高松間は片道4990円から最大2万0990円までとなっている。閑散期や早朝便は空席が多く、値段が安くなるので狙い目だろう。時折セールも実施しており、無料メルマガやFacebook、Twitterで情報を発信している。

使用機材はエアバス社製「A320-200」で、全18機すべてが新造機となっている。今後さらに24機まで拡充する予定で、すでにリース契約済みとのこと。A320は2014年現在、世界で6000機近くが運航しているベストセラー機で、座席数はおよそ180席。同クラスの旅客機の中で燃費、騒音、二酸化炭素排出量が最低レベルとなっている。

LCCではコスト削減のため中古機を導入するところもあるが、高橋さんによると「ジェットスターは、航空機を運用していく上で発生する故障や部品交換にかかる費用を考え、中古機よりも新造機のほうがランニングコストに優れるとの結論に至った。A320は安全性が高いうえ、運用実績が豊富で不具合が少ないのでコストパフォーマンスが良くなる」とのこと。新造機であるため、座席も全て新品で清潔感があり快適に過ごせる内装となっている。

《安原洋》

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