【トヨタ FCVセダン 発表】東京モーターショー コンセプトほぼそのままの姿で[写真蔵]

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【トヨタ FCVセダン 発表】東京モーターショー コンセプトほぼそのままの姿で[写真蔵]
【トヨタ FCVセダン 発表】東京モーターショー コンセプトほぼそのままの姿で[写真蔵] 全 27 枚 拡大写真

トヨタ自動車は25日、燃料電池車(FCV)の市販第1号となる「セダンタイプの新型燃料電池車」(FCVセダン)を公開した。昨年の東京モーターショーで発表した『FCVコンセプト』のデザインほぼそのままで販売されることになる。

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FCVは水素を燃料とし、化学反応により発電をおこなう電気自動車(EV)の一種。このFCVセダンは航続距離約700km、水素の充填にかかる時間は約3分と、ガソリン車とほぼ同じように使う事ができる。トヨタは「ガソリン車に替わるモビリティ」として注力する。

FCVセダンのデザインは、大きく張り出した前後フェンダー、前後オーバーハングを長くとった伸びやかなシルエットなどが特徴。フロントグリルからヘッドライトを貫きCピラーへとつながる黒のラインも目を引く。こうした特徴はコンセプトカーとほとんど変わらない。変更は細かなパーツ、意匠がより市販に適した形となった程度にとどめられている。

アンダーグリル部分の意匠は、ハニカム構造から水平基調に、ウィンカーと見られるクリアレンズも縦型に改められた。

ヘッドランプは無数に散りばめられた形状のLEDが角目4灯に変更。リアのコンビネーションランプはボディサイドに回るクロームパーツを廃し、トランク部を貫通する横長のランプは網状の複雑な形状からスタンダードな赤色のものとなっている。サイドミラーはカメラによるものだったが、通常のミラーとなった。この他、コンセプトカーでは18インチのホイール&タイヤだったものが17インチに改められた。

ボディカラーの鮮やかなブルーメタリックは、東京モーターショーでの反響が良かったことから市販版でも採用するのだという。

ちなみに正式名称は未発表。内装も公開されていない。2014年度内の発売、価格は700万円程度になる。

《宮崎壮人》

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