グリーンエンジン2014はテスラ モデルS…EVパワートレインに栄冠

エコカー EV
テスラ・モデルS(写真は左ハンドル仕様)
テスラ・モデルS(写真は左ハンドル仕様) 全 3 枚 拡大写真

英国のUKIPメディア&イベント社は6月25日、「グリーンエンジンオブザイヤー2014」を発表した。テスラ『モデルS』のEVパワートレインが、初の栄冠に輝いた。

エンジンオブザイヤーはクルマの心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、今年が16回目。5月時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている乗用車のエンジンを対象に、世界34か国82名のジャーナリストが投票を実施。グリーンエンジンオブザイヤーはその部門賞で、環境性能に重点を置いて選考が行われた。

グリーンエンジンオブザイヤー2014の結果は以下の通り。

1:テスラのEVパワートレイン(248点)…モデルS
2:BMWの647cc・2気筒(189点)…BMW i3
3:BMWのEVパワートレイン(145点)…BMW i3
4:フォードの1.0リットル直3ターボ「エコブースト」(85点)…フィエスタなど
5:フィアットの875cc 2気筒ターボ「ツインエア」のCNG(84点)…フィアット・パンダ/500Lなど
6:GMの1.4リットル直4ターボ+モーター(70点)…シボレー・ボルト/オペル・アンペラ/キャデラックELR

テスラ モデルS用のEVパワートレインが、2014年のグリーンエンジンオブザイヤーに輝いた。2013年の3位から、順位を上昇。獲得ポイントも2013年の139点から、2014年は248点へと大きく増えた。なお、モデルS用のEVパワートレインは、米国では最大出力が306ps、367ps、422psの3種類がある。

2位と3位には、BMWの『i3』用の2種類のパワートレインが入った。2位は、レンジエクステンダー(プラグインハイブリッド)用、3位はEV用となる。

一方、2013年の同賞に輝いたフィアットの2気筒エンジン、「ツインエア」のCNG(天然ガス)仕様は、2014年は5位に後退している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る