脇野田駅が10月19日から新駅舎に…北陸新幹線上越妙高駅に隣接

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北陸新幹線の上越妙高駅に隣接して設けられる脇野田駅の新駅舎イメージ。10月19日から使用を開始する。
北陸新幹線の上越妙高駅に隣接して設けられる脇野田駅の新駅舎イメージ。10月19日から使用を開始する。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本新潟支社は6月30日、信越本線の脇野田駅(新潟県上越市)を移転すると発表した。10月19日の初発から、北陸新幹線上越妙高駅(2015年春開業予定)の隣接地に整備した新駅舎の使用を開始する。

脇野田駅は1918年に信号場として開設され、1921年に駅として開業した。同駅の西側に建設された上越妙高駅からは少し離れているため、2012年6月から脇野田駅とその前後の線路の移転工事に着手した。

新しい脇野田駅は現在地より120m西側に移転し、新幹線の上越妙高駅に隣接。新駅舎は橋上駅舎で、バリアフリー設備としてエレベーターと多機能トイレ、音声・音響案内設備、触知案内図が設けられる。新駅舎の使用開始と同時に自由通路も暫定的に使用を開始し、東西両方向から駅を利用できるようになる。

これに伴い、移転前日の10月18日21時30分頃から19日初発まで線路の切替工事を実施。18日の21時30分以降、同駅を通る下り3本・上り2本の普通列車が新井~高田・直江津間のみ運休し、バスによる代行輸送が行われる。

北陸新幹線の開業時には、脇野田駅を含む信越本線妙高高原~直江津間の経営が第三セクターのえちごトキめき鉄道に移管される予定。上越妙高駅で北陸新幹線とえちごトキめき鉄道の連絡が図られる。

《草町義和》

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