【パイクスピーク14】三菱、改造EVクラスで初優勝…総合でも2-3位、EVの強さ見せつける

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パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2014、MiEVエボリューションIIIが電気自動車改造クラスで初優勝
パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2014、MiEVエボリューションIIIが電気自動車改造クラスで初優勝 全 4 枚 拡大写真

三菱自動車は、6月23日から29日に米国コロラド州で開催された「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の2014年大会において、電気自動車改造クラスで初優勝を達成した。

三菱自動車は、同社の電動車両技術と四輪制御技術を投入した競技車両『MiEVエボリューションIII』の2台体制で、電気自動車改造クラスに出場。29日に決勝が行われ、同社チームのグレッグ・トレーシー選手が9分08秒188のタイムでクラス優勝(総合2位)を果たした。また、同チームの増岡浩選手は9分12秒204でクラス2位(総合3位)となり、1位、2位を独占。大会期間を通じて三菱自動車の電動車両技術と四輪制御技術の高さをアピールした。

トレーシー選手は、「三菱自動車に電気自動車改造クラス初優勝をもたらすことができてとても嬉しい。とても滑りやすい路面コンディションだったが、マシンがスライドするのをS-AWC(車両運動統合制御システム)によって防ぐことができたので、安心してアタックできた。後半ブレーキが少しフェード気味となりタイムロスしてしまったが、それさえなければ総合優勝も十分に可能だったと思う」とコメントしている。

また、増岡浩監督兼ドライバーは「我々は電気自動車で3年間パイクスピークを戦い、最先端のレーシングマシンを開発する過程で非常に高度な技術を学ぶことができた。電気自動車やプラグインハイブリッドの技術開発において、パイクスピーク参戦が果たした役割はとても大きいと思う」とコメントしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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