通過中に遮断機が下がって踏切内に立ち往生、列車と衝突して大破

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6月27日午前10時5分ごろ、佐賀県白石町内にあるJR長崎本線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽トラックに対し、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。軽トラックは大破したが、運転していた72歳の男性は車外に脱出していてケガはなかった。

佐賀県警・白石署によると、現場は白石町深浦付近。踏切には警報機と遮断機が設置されている。軽トラックが踏切内へ進入した直後に警報機と遮断機が作動。クルマは踏切内で立ち往生したところ、直後に通過した上り普通列車(肥前大浦発/鳥栖行き、2両編成)が衝突した。

クルマは軌道外に押し出され、約2m下の水田に転落して大破したが、運転していた嬉野市内に在住する72歳の男性は衝突前に車外へ脱出していたためにケガはなかった。列車の乗客乗員13人のうち、客の女性3人が座席から投げ出され、打撲などの軽傷を負っている。

警察では運転者の男性から過失往来危険容疑で事情を聞いているが、聴取に対しては「通過しようと思ったら遮断機が下りてきて、進路を塞がれてしまった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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