【ユーロNCAP】英 MG の新型コンパクト、MG3 …3つ星どまり

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MG・MG3(参考画像)
MG・MG3(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

英国の名門自動車メーカーで、現在は中国上海汽車の傘下にあるMG。そのMGの新型コンパクトカー、『MG3』が、欧州で唯一の公的衝突安全テストにおいて、最高5つ星のところ、3つ星評価にとどまった。

これは6月25日、ユーロNCAPコンソーシアムが明らかにしたもの。ユーロNCAPの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、ポール衝突29km/h、歩行者衝突40km/hで行う。日本や米国の基準とほぼ同じ、世界で最も厳しい条件で行われる衝突テストだ。

2009年2月、ユーロNCAPは新評価システムを採用。評価の割合に応じて、ポイントが配分されるようになった。例えば、最重要視される「成人乗員保護性能」にポイントの50%を配分。「子ども乗員保護性能」と「歩行者保護性能」には各20%、エアバッグやABS、ESCなどの「安全補助装置の有無」には10%を配分する。最高評価の5つ星を獲得するためには、総合評価90ポイント以上が目安とされる。

MG3のテスト結果を検証すると、成人乗員保護性能は、26点と、30点に届いていない。前面衝突では運転席のダミー人形の左大腿部、助手席ダミー人形の左右の大腿部への傷害レベルが、5段階評価で上から3番目の「MARGINAL」。側面ポール衝突テストでは、ダミー人形への胸への傷害レベルが、「MARGINAL」。追突想定テストでは、後席乗員がむち打ちとなる可能性が、5段階で最低の「POOR」と、厳しい判定

また、子ども乗員保護性能は35点。歩行者保護性能は21点、安全補助装置の有無は5点だった。

この結果、MG3の合計ポイントは87点。総合評価は最高5つ星のところ、3つ星にとどまった。今回の結果について、ユーロNCAPコンソーシアムは、「ダッシュボードの構造は、乗員保護の観点から再考を要する。後席の追突想定テストは最低評価」と、コメントしている。

《森脇稔》

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