マツダの中国現地法人は7月3日、6月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万5238台。前年同月比は37.2%増と大きく伸び、4か月連続で前年実績を上回った。
6月実績が37.2%増と大幅に増えたのは、新型車の効果。マツダは5月下旬、新型『アテンザ』と新型『アクセラ』を中国で発売。この両車が6月、好調な立ち上がりを示した。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。2014年上半期(1-6月)実績は、一汽マツダが前年同期比2%減の5万5903台。長安マツダは68.4%増の4万2949台。合弁2社では、長安マツダが好調。
マツダの2014年上半期の中国新車販売は、9万8852台。前年同期比は19.8%増と、2桁の伸びを維持している。
マツダの渡辺宣彦 中国事業本部長は、「2014年下半期(7‐12月)も、この好調が続くと期待できる」とコメントした。