【ルマン24時間 2014】アウディ勝利の原動力は結束力とホスピタリティ[写真蔵 65枚]

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ルマン24時間2014 アウディ 写真蔵
ルマン24時間2014 アウディ 写真蔵 全 65 枚 拡大写真

6月、ルマン24時間耐久レースを制したアウディ。不利なマシン・レギュレーションと言われる中アウディを勝利へと導いたのは、チームの結束力と、彼らを支えるファンへのホスピタリティだった。65枚の写真とともに、アウディのレースを振り返る。

アウディは創業以来、サーキットは技術開発の場である、としてレース活動に重きをおいてきた。この取組みを広く周知させるためにアウディはレースそのものをプロデュースし、多くのファンを作り、結果ヨーロッパでのレース文化の定着に大きく貢献してきたと言える。アウディは、ファンもチームメンバーの一員と捉え、彼らの応援の声を最大限に発揮できるようホスピタリティを充実させてきた。そして、その声が、苦境のアウディを勝利へと導いた。

1周17kmにもおよぶ巨大サーキットに、アウディはいくつもの専用応援席、ホスピタリティを設けた。当然ながら24時間、いつ、どんな時でも快適にチームを応援できるよう、サービス体制が敷かれている。アウディにゆかりあるVIP、グループ役員、世界中のメディアなどが集い、一昼夜、一丸となってチームを応援した。メイン・ホスピタリティとなった「アウディ・レーシングアリーナ」では、新型車のお披露目やスポーツモデルの展示などもおこなわれ、一般ファンの注目も集めていた。

メディアやチームメンバー、関係者に対しては、サーキットに隣接した専用の宿泊施設「アウディ・レーシングホテル」も用意し、24時間体制でサーキットへのシャトルも運行する。体育館を改造した即席の宿だが、グループ役員などもここに宿泊する。これを許容する空気、文化づくりこそがアウディの結束力を生み出す原動力だと言えそうだ。

アウディレーシング代表のウォルフガング・ウルリッヒ氏はレース前に語った。「我々のレースはラップタイムだけを追求しているわけではない。一番大切なのはチームワークだ。信頼性においては、(他チームを)リードしている」。その信頼が、『R18 e-トロンクワトロ』の背中を押した。

《宮崎壮人》

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