日本海事協会は、7月1日からSOLAS条約の下で船内騒音コードが強制化されたことを受け、「船内騒音コード強制化に関するガイドライン」を発行するとともに、「音対策チーム」を設置した。
ガイドラインの構成は、船内騒音コード強制化の背景、船内騒音コードの適用及び用語の解説、海上試運転での騒音計測に関する要件解説、居室などの隔壁及び甲板の空気音遮断性能に関する要件の解説、船内騒音対策、これまで受けた質問に対する質疑応答集となっている。
また、日本海事協会は、船内騒音コードの強制化に合わせて、「船内騒音対策チーム」を設置した。チームリーダーは日本海事協会の木下哲也副会長。
船内騒音対策チームでは、対外的な窓口を一本化するとともに、今後、関係者の船内騒音コードへの円滑な対応を支援するため、最新の知見を反映した技術サービスを提供するとしている。