マレーシアICT専門職の平均月給、今年は8.2%増…関連学部卒減少を懸念

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア情報通信技術(ICT)協会(Pikom)は、ICT専門職の平均月給が昨年の7,152リンギから8.2%増加して7,776リンギになるとの予想を明らかにした。

国内経済の成長見通しは明るく、ICT産業も成長が見込まれるという。来年4月に予定されている物品・サービス税(GST)導入を控えてGSTに対応したシステムへの需要が増えることから、ソフトウェア開発者への需要も増加すると予想されている。

Pikomは一方で、ICT関連の学部の新卒者の供給が減少傾向にあることに懸念を示している。2002年にICT関連の学部に入学した学生の数は11万9,000人、卒業者の数は5万3,000人だったが、2012年にはそれぞれ8万人、1万9,500人まで減少した。

技術労働者の数を増やすという政府目標の達成にもマイナスの影響を及ぼすことから、Pikomは専門教育を受けた人材不足問題の解決のため政府に働きかける予定だ。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、7月5日、ベルナマ通信、7月4日)

千田真理子

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