GMの大規模リコール、第2四半期の対策費用見通しが12億ドルに増加

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アメリカ仕様の2009年型モデル「シボレーHHR」
アメリカ仕様の2009年型モデル「シボレーHHR」 全 1 枚 拡大写真

大規模なリコール(回収・無償修理)への対応を進めている米国の自動車最大手、GM。同社のリコール対策費用が、さらに増える見通しとなった。

これは6月30日、GMが明らかにしたもの。同社は、「2014年第2四半期(4-6月)に計上するリコール対策費用が、およそ12億ドル(約1200億円)となる見通し」と公表している。

5月15日の段階でのGMの発表では、2014年第2四半期に計上するリコール対策費用の見通しは、およそ2億ドル(約200億円)だった。それからわずか5日後の5月20日、この費用が2倍の4億ドル(約400億円)に膨らんだ。

そして6月30日、この4億ドルのリコール対策費用の見通しが、3倍の12億ドルへと増加。

リコール対策費用の見通しが3倍になったのは、GMの一連のイグニッション(点火)スイッチを含む不具合によるリコール台数が増加したため。すでに2014年のGMの累計リコール台数は、およそ2900万台に到達している。

《森脇稔》

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