米国の自動車最大手、GMは7月7日、中国における6月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、6月の新記録となる25万7798台。前年同月比は9.1%増と、前年超えを維持している。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。6月実績は、上海GMが前年同月比9.3%増の13万3316台。SAIC‐GMは、10.9%増の12万2359台と、両社ともに好調。
ブランド別では、ビュイックブランドが、6月としては過去最高の7万1062台を販売。前年同月比は13.8%増と、引き続き好調。主力セダンの『エクセル』が、2万2931台と牽引。『エクセルXT』と『エクセルGT』も、合計で1万8394台を売り上げる。
シボレーブランドは、前年同月比1.5%増の5万6060台と、4か月連続で増加。小型セダンの『クルーズ』が、13.4%増の2万0599台を売り上げ、最量販車に。コンパクトカーの新型『セイル』シリーズが、1万6535台でこれに続く。
キャデラックブランドは、6194台を販売。前年同月比は45.9%増と、引き続き大きく伸びた。新型セダンの『XTS』が、2732台を販売。『SRX』は、2479台を売り上げた。
2014年上半期(1-6月)のGMの中国新車販売は、前年同期比10.5%増の173万1282台と過去最高。GMは2013年、中国で316万0377台を販売。前年比は11.4%増と、2桁の伸びを達成している。