トヨタの乗用車HV比率、初の5割突破に…2014年上期国内販売

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トヨタ カローラ フィールダー ハイブリッド
トヨタ カローラ フィールダー ハイブリッド 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車が2014年上期(1-6月)に国内で販売した登録乗用車に占めるハイブリッド車(HV)の比率は、50.3%と初めて半数を超えた。この1年で『カローラ』シリーズなど量販モデルにHVを設定したことが一段の比率アップにつながった。

商用車を除いた上期のHV販売は、前年同期を13%上回る37万913台となり、登録乗用車(軽自動車除く)の販売の50.3%を占めた。前年同期のこの比率は46.3%であり、一気に4ポイント拡大した。ブランド別のHV比率はトヨタが49.4%、レクサスが80.4%だった。

同社の国内向けHVの設定モデル(乗用車)は、現在22車種となっており、13年6月末時点に比べ6モデルも増えた。うちレクサスは6車種で変わっていないが、トヨタブランドでは『カローラアクシオ』、『カローラフィールダー』、『クラウンマジェスタ』、『ハリアー』、『ノア』、『ヴォクシー』が加わって計16車種に増えた。トヨタは「カローラやノア、ヴォクシーといった売れ筋モデルに設定されたことがHV比率の拡大につながった」(広報部)と指摘している。

《池原照雄》

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